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ライティング事業 2021.6.5
#13うちのアマダサン「ご好評につき、続”オレ流!歴史解説”!!」
浅井 ユキコ
放送作家、コピーライター、編集・ライター
二十歳の時、放送作家事務所に所属し日本テレビ「高校生クイズ」などを担当。その後、活動領域を活字媒体に広げるべく広告代理店(株)エス・ピー・サービスに転職しコピーライターを学ぶ。さらに住宅雑誌では編集長を務めたことで、メディア(放送作家)、広告(コピーライター)、雑誌(編集・ライター)という3ジャンルに携わることができる異色の物書き。現在では自身が起業したライター集団(株)LOCOMO&COMOの代表と、社会貢献事業を行う一般(社)TERACO舎の理事を務めるなど、精力的に活動している。個人としては先祖代々ジャイアンツファンを語り、甲子園に行くために受験校を選択するなど大の高校野球好き。また、病院の病棟で看護補佐を行うなど何足ものわらじを履く意外性もある。
前回のブログに関しまして非常に多くの反響があり、
大変有り難く思っております。
◎太郎さんが日本史の先生だったら、
もっと興味が持てたかも
◎太郎さんが話すと、
全部太郎さん調になって笑える
など、意外とお褒めの言葉をいただきました。
そこで調子にのり、続けて「オレ流!歴史解説」を
お届けしたいと思います。
会社の1階では調理ができますので、
その日はアマダサンが手料理を振る舞い、
社員と食事をしながら全体会議をしていました。
今回は、そこで交わされた会話から。
松山(以下、マ)
そういえば太郎さん、
アマダサン(以下、ア)
お、ちょっと待て。
お前ら知ってるか?
日本は昔、
名前で呼んじゃ
いけなかったんだぜ
というひと言と共に「オレ流!歴史解説」は
突然はじまったのでした。
ア 天皇陛下のこと、
マッカーサーは『ヒ〜ロヒト〜』って
呼んでたけど、
日本人は昭和天皇って言ってただろ?
名前を呼んじゃいけないからなんだよ。
ア 紫式部とか小野小町とか、
アイツらアレ、
本名じゃないからね
マ 源氏名みたいじゃないですか(笑)
ア そうそう!
キャバ嬢みたいなもんよ!
allキャバ嬢!
マ なんでみんな源氏名みたいの
つけてるんですか?
ア 聞いちゃったね?
オレ、語っちゃうよ?(笑)
ア 紫式部の式部ってのは敬称で、
紫ってのがあだ名。
万葉集とかにも
「なんとかの いらつめ」
とかって出てくるじゃん?
本名を言っちゃ
いけないから、
「誰それの娘」とかって
なってるわけ
マ なんでなんですか?
ア セキュリティよ。
自分の正体がバレるのを
防いでるの。
だから夫婦じゃなかったら
フルネーム知らないわけよ
黒須(以下、ク)
女性だけなんですか?
ア いい質問だねぇ〜!
ノッテきちゃったよ〜!
アイツもそうよ、
聖徳太子。
アイツも名前ないからね。
「厩戸(うまやどの)皇子」
って呼ばれてたでしょ?
だからアイツ、
「ど〜も〜!
馬小屋で生まれた、
皇子でぇ〜す!」
って言ってるだけだから
マ 軽くバカにし始めましたね(笑)
ようはあだ名ってことですね?
ア そ、あだ名。
つまり、男性でも位が高い人は、
本名で呼んじゃいけなかったのよ
ワタクシ(以下、ワ)
じゃあ、アホの坂田、っていうのと同じ?
ア アホの坂田?
アホの坂田ねぇ〜
“アホ生まれの坂田”
それはちょっと……
違うかなぁ
申し訳ないけど、次いくね(苦笑)
ア つまり日本人は、
「言霊」っていうのを信じてたのよ。
名前に関してもそうだし、
言った言葉に魂が宿って、
それが現実になっちゃう
っていうのを信じてた。
だから、悪りぃ〜ことや不吉なこと言ったら
現実になっちゃうと思われてたわけ。
たとえば太平洋戦争中に山本五十六は
「負ける」なんて言葉、使えなかった。
この戦争、
負ける可能性があるんで
やめましょう!
なんて言った瞬間殺されるね(笑)
マ マジですか?
太郎さん、この間
クライアントさんに
『うちの
松山負(マケル)君※が……』
とかって言ってましたよね!!!!!(笑)
※本名は「勝(マサル)」
しかも、高校時代の恩師!
本当は「進(ススム)」先生
ですよね?
それを「止(トマル)」って
呼んでるの、
知ってるんですよ?
太郎さんの言霊、
どこいったんですか?(笑)
ア あはははは!
言霊なんて迷信!迷信!
これは松山にしてやられたり。
ということでお後がよろしいようで。。。
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