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2020.12.31

#08うちのアマダサン 憧れの芸能人になれないのは美容師のせい?

enpitsu

浅井 ユキコ

放送作家、コピーライター、編集・ライター

二十歳の時、放送作家事務所に所属し日本テレビ「高校生クイズ」などを担当。その後、活動領域を活字媒体に広げるべく広告代理店(株)エス・ピー・サービスに転職しコピーライターを学ぶ。さらに住宅雑誌では編集長を務めたことで、メディア(放送作家)、広告(コピーライター)、雑誌(編集・ライター)という3ジャンルに携わることができる異色の物書き。現在では自身が起業したライター集団(株)LOCOMO&COMOの代表と、社会貢献事業を行う一般(社)TERACO舎の理事を務めるなど、精力的に活動している。個人としては先祖代々ジャイアンツファンを語り、甲子園に行くために受験校を選択するなど大の高校野球好き。また、病院の病棟で看護補佐を行うなど何足ものわらじを履く意外性もある。

「エグヨウ(江口洋介)は飽きた。
 今度これにして」

「………………。」

「ゆ、ゆずの北川悠仁、ですか」

これは、8年前の大晦日に
アマダサンが馴染みの
男性美容師さんに送ったLINE


アマダサンとワタクシは、同じ美容室で同じ美容師さんに
もう何年もお世話になっております。

よって、ワタクシが美容室に行くと、
「先週アマダサン来ましたよ」というアマダサン情報を
美容師さん経由で入手することができます。

今年行われるはずだった東京オリンピックですが、
その4大会前となるアテネオリンピックでは、
ゆずの「栄光の架け橋」がNHKの公式ソングになりましたね。

その大晦日なので、
紅白歌合戦に出演していたゆずを観て、
「かっこいい〜」と思ってしまったのでしょう。

自分もそうなりたいと、
思わず心の声が漏れ出てしまったようです。

 

以下はワタクシと男性美容師さんの会話です。

「エグヨウって言われた時も
 困ったんですけど、
 今度はゆずの
 北川悠仁ですからね(笑)」

「できるんですか?」

「無理ですよね」

「ですよね」

「紅白でゆず
 観ちゃったんでしょうね」

「あの方がカッコいいの、
 髪型と言うより顔ですもんね」

「間違いないです」

「髪型で北川悠仁にすること、
 できるんですか?」

「無理ですよね」

「ですよね」


ちなみにこの男性美容師さんは
川田歩(かわだあゆみ)さんといって、
大手美容室で店長を務めた後、独立した方で、
本当に技術もセンスもある素晴らしい美容師さんです。

それを知っているだけに、アマダサンはやたら絡みます。

 

以下はワタクシと美容師・川田さんの会話です。

「うちのアマダサン、
 美容室でなにかご迷惑を
 おかけしてないでしょうか?」

「ご迷惑ってことはないんですけど……」

「何か、はあるんですね?」

「ええ」

「話してください」

「新人の女の子が緊張しながら、
 アマダサンの頭をシャンプーしようと
 お顔にタオルを乗せたんです」

「新人、緊張、女の子。
 アマダサンの餌食に
 なりそうな予感がします」

「そしたら、、、」

「そしたら?」

「アマダサン、お顔のタオルを掴むと
 床に向かってスナップを利かし、
 『クイックルワイパーかッ!!』って(笑)
 お笑いのツッコミを入れたんです」

「やだ……」

「でも女の子には通じなくて(笑)
 『ひぃぃぃーー!! 
 申し訳ありません!!
 新しいタオルをお持ちします』って(笑)」

「ひどい……」

「お店の中は大爆笑でしたよ(笑)」

 

それだけではないようで、
自分で指示した髪型通りになっているというのに、
まわりの評判は別の方向へ。

その評判が気に入らないと絡んだようです。

「お前がやってくれた
 こないだの髪型、、、」

「はい……」

「誰に似てるって言われたか
 お前知ってるか?」


知るはずもない。

「え!? 誰ですか?」

 

「ノンスタ井上だよッ!!」

 

( 店内の全員、こっそり吹き出す )

 

「(笑)それって、
 髪型だけの問題ですかね?」

「てめーコノヤローーー!
 俺の顔が井上
 って言いたいのかッ!!」


その可能性が高いです。
絶対、川田さんのせいではありません。

 

そして今年も年の瀬となり、
先日ワタクシが川田さんの美容室に行くと
「先週アマダサン来ましたよ」と川田さん。

「うちのアマダサン、
 最近はご迷惑を
 おかけしてないでしょうか?」

「ご迷惑ってことはないんですけど……」

「何が、あるんでしょう?」

「アマダサンがお店を出る時間、
 また早まったんですよ」

「あぁーせっかちですからね。
 『最後のマッサージはいらない、
 だから早く帰らせろ』
 と言ってるそうですね」

「ええ。
 だからいつも30分位で
 帰られるんですが……」

「今回は記録を更新したと?」

「そうなんです、20分でした」

「それ、駅前の30分カットより
 早いですね。すみません。
 どこを短縮したのでしょうか」

「カラーをしている時、
 少し時間をおくじゃないですか」

「ええ」

「その時間すら惜しいようで
 『川田、俺思いついちゃった』と。
 『この時間にすべて済ませりゃいいんだ』
 って言うんです」

「なんのことでしょう、すべてって」

「そこなんです。
 シャワーキャップつけたまま立ち上がると、
 レジの方へ歩いて行き、
 『この時間にお会計して』と」

「Σ( °◇° )!!!!!!!!!
 エッ!怖い……」

「お会計が済むと今度は……」

「今度は?」

「タバコを吸いに
 出て行きました」

「Σ( °◇° )!!!!!!!!!
 シャワーキャップのまま……」


どこへ行っても傍若無人なアマダサン。
しかし、川田さんのことが大好きなんです。

川田さんももう何年も笑いながら、
アマダサンに付き合ってくださる。

年末にカッコよくしていただいたヘアースタイルで、
新しい年、元気に皆様とお会いいたします。

来年も、うちのアマダサン共々、
何卒よろしくお願いいたします。

コロナに負けず、良いお年をお迎えください。

 

川田歩さんのお店
GINZA AVANT’ CoCo. Voir 松屋通り店【ギンザアバンココボワール】https://www.ozmall.co.jp/hairsalon/1262/

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