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イベント事業 2020.10.1
「たかさゴン」誕生秘話 その①
中谷・パーやん・信一
企画営業、イベント運営
高校2年の時、国内で開催されたアルティメット・ガッツ(フラインディスク)の世界大会に日本代表として出場。就職はスポーツに関わる仕事に興味があったが、卒業後、某カー用品の量販店に就職。車が好きだったこともあり、18歳から32歳まで車関連の仕事に就く。退職後、念願のスポーツに関わる仕事(フットサルコートの運営、ジュニアスクールの運営、フットサルの試合マッチング、イベントのスポンサー営業、某飲料会社さん主催のスポーツイベント運営など)に従事。2012年、弊社でのサッカースクール運営など、スポーツイベント事業に関わるために入社。現在、スポーツイベントはもちろん、様々なイベントの企画運営を担当している。
「そういえばパーやん、前に提案してくれたよね、ゆるキャラ製作。あれ、面白いと思ったんだ」
これは、とある不動産デベロッパーさんが手掛ける新築マンションで、我が社が担当していた物件広告のお話です。
「京成高砂」駅徒歩6分のところにできる新築マンションで、地元商店街を巻き込んで物件PRをしたいということでしたので、まずは商店街と交渉するために会長さん探しからスタートしました。
本当にわからないので、こうなったら商店街のお店に伺って聞くしかありません。そしてもうひとつ大切なのは、会長さんを探せばいいというものではなくて、商店街の皆さんに顔を覚えてもらい、そして仲良くなることなんです。
──はい、そういうの得意なんです私。
なんたって、パーやんですから(笑)
とはいえ、最初にお店に伺った時はだいたい怪訝な顔をされます。当然ですよね、、、
「私、広告代理店の者でして、商店会長様にご挨拶がしたいんです。どちらにいらっしゃるかお教えいただけませんか」
そんなご挨拶と共に、軽く雑談をさせてもらえれば御の字。私も人が好きなタイプなので、その思いもお相手に通じると思っています!
無事、会長さんにお会いすることができたことで、私の交渉がはじまります。
担当するマンションは商店街を通って通勤・通学するので、マンションだけではなく商店街と共に盛り上げていきたいことを、企画書をお見せしながら説明。新しくできるマンションと商店街、双方のPRのために、いま流行の(交渉当時)ゆるキャラを作り活動したいことを熱く、熱く、訴え続けました。
しかし、会長もすぐに首を縦に振ってはくれません。なんなら、手応えすら感じません。
「交渉、しっぱいかぁ!?」
まあまあ凹みました。そりゃあ、大きなプロジェクトになる話ですから、すぐにOKはくれないとは思っていましたよ? でも、こんなに手応えを感じなかったことは、パーやんの名にかけて(笑)、落ち込みました。
ところが後日、会長からうれしい連絡が届くのです。
「こないだの話、考えてみたよ。
こんど商店街の理事会を開くから
参加して説明してもらえないかな」
そういうことなんですよ、この仕事をしている醍醐味は!!!
熱意は、伝わる〜〜〜〜〜〜!!!!!
こうしてゆるキャラ「たかさゴン」製作に向けての動きがはじまっていくのでした。
「たかさゴン」誕生秘話 その②へ続く