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2020.10.1

ほっと息抜きに、アートを楽しむように文芸に触れる

enpitsu

伊佐治 龍

ライター、作家

1985年4月12日生まれ A型 岐阜県出身。大学卒業後、俳優を目指し上京。舞台、CM、ドラマ等に出演した経歴を持つ。2010年から某俳優の付き人をしながら執筆活動を開始し、2013年には処女作「人間の人間たる所以」を電子書籍で発表。2014年にライターとしての活動を始め、雑誌、広告、WEBなど媒体やジャンルを問わず、幅広く執筆を続けている。当ブログでは小説を掲載し「芸術で日本を活性化する」ことを目指す。

ライターとして所属しておきながら、会社のブログで自分の小説を掲載するという変わり者。そんな私なりのアートを楽しんでもらうことで、独自の角度から社会を明るく盛り立て、日本を活性化させたい!

 

初めまして、ロコモ&コモに所属するライターの伊佐治 龍(イサジ リョウ)と申します。

iPPON COMPANY GROUPでは、HPのリニューアルを機に、ブログを開設することになりました。

そこには昨今のコロナウイルスのパンデミックにより活動が制限される中、読者の皆さんの仕事や生活に役立つ情報を発信することで、少しでも社会を盛り上げたいという想いが込められています。当社に在籍する個性的で優秀な面々がそれぞれブログで想いを綴っていますので、ぜひご覧ください。

さて自分のブログですが…「そこで、自分には何ができるのだろう…」と、考えました。締め切り過ぎて、HP完成ギリギリまで悩みました。

ライターになって6年。これまで雑誌や広告、WEBなど、さまざまな人や物事を取材し、ライティングを行ってきました。ジャンルも不動産から、エンタメ、スポーツ、グルメ、医療、科学、工学などなど、多岐に渡ります。構成作家をやっていた時期もありました。

しかし先ほども言ったように、他にも優秀なライター陣が揃っています。私よりも歴が長く、知識も見識も膨大な諸先輩方の話は、どれも興味深いです。

すると、自ずとこういう疑問が湧いてきます。

「私がここにブログを開設する意義はなんだろうか?」

他の人と同じようなことを書いて本当に意味があるのだろうか。そうです。HP完成ギリギリまでブログ開設を悩んだのはそのためです。

そこで、もう一度素直に考えました。私にできること……。読者のためになること……。当たり前や先入観の羈絆を取り外して考えると、一つだけこのブログを開設する意義を見つけました。

それが小説です。ブログで小説を掲載しようと思いつきました。

実は私はライターになる前、某俳優の付き人をしながら役者を目指す傍ら、舞台の脚本や小説など、物語を創作してきました。電子書籍で処女作を発表しています。その点が、私が他のライターと違う、オリジナリティを出せる部分ではないかと考えたのです。

またその付き人の時代に経験した、ある出来事も関係しています。それは、2011年の東日本大震災です。未曾有の災害に社会が暗く沈んでいる中で、まずは被災者が生きるために求めたのは衣食住でした。しかし、それから数日が経ち、ある程度、物資や情報が手に入ると変化が起こったのです。

まだテレビ局がこぞって娯楽番組の放送を自粛する中、どこよりも早くバラエティを放送した番組がありました。放送後の視聴者からの反響は凄まじいものがあったといいます。暗い世相にあってはもちろん情報も大切ですが、人々は明るい話題や娯楽に飢えていたのです。

人生を豊かに生きていく上で娯楽は欠かせないのです。

現在、コロナ禍で世界が沈んでいます。自分にできることで、社会を盛り上げたい……。

つまり小説を掲載することで、読者のみなさんを自分なりの視点で楽しませることができる。その点こそ開設の意義だと思えたのです。

企業HPのブログとしては、かなり異色ではありますが、息抜きに読む企業のブログがあって面白いかもしれません。私の小説には、この不安が多い世の中を生き抜く精神を宿すつもりです。そこでは笑ったり、悲しんだり、真面目になったり、ほっこりしたり。アートに親しむ感覚で、気軽に文芸を楽しんでもらえれば本望です。

次回から、小説を投稿していきますので、どうぞお楽しみに。

またnoteというアプリでも他の小説も掲載していく予定ですので、ぜひそちらもご覧ください。

https://note.com/isajiichijibanji(noteURL)

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